音楽

2005/07/28

Beaches Jazz Festival

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毎年、この時期になるとトロントのダウンタウンからQueen通りを東に行き、ストリートカーと呼ばれる路面電車が終点になるあたりのBeachesという地域で野外ジャズフェスティバルが開かれます。Beachsはトロント界隈ではちょっと周りと雰囲気が違い、何でも野暮ったいトロントの町の中ではちょっとしゃれた感じのする街です。東京で言えば竹下通りみたいなものでしょうか。Jazzフェスティバルは今年は7月15日から24日まで開かれていました。平日は夜7時ごろから夜11時ごろまで、休日は午後から公園、海岸の特設ステージのほか、路上での演奏もあるようです。すべてオープンで無料です。Canada Trustというカナダでも最大手の銀行がスポンサーについているからなのかもしれません。私が行ったのは23日で最終日の前日でした。左の写真はこの日2番目のステージでJames Bryanというアーティストです。ジャズというよりフュージョンという感じでした。そうこうしているうちに日本企業の飛行船も飛んできました。

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Beachesはその名の通り、オンタリオ湖沿いの湖岸の街で、海水浴場(正確には湖水浴場か)が延々と続いています。ただし、泳いでいる人は少なく、Life Saverの方が多いかもしれません。理由はあまりきれいではないからと個人的には思っていますが。湖岸の海の家?見たいな所にもコンサート会場があり、なかなか熱演していました。                                                                 
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去年はメインステージでたまたまこてこてのBluesの演奏があり、カナダでもこんなアメリカのブルースが聞けるのかと感激したものです。来年、もし機会があれば路上での演奏も聞いてみたいと思います。また、フェスティバルが終わって静かな街に戻ったBeachesにもいずれ訪れてみたいと思います。

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2005/03/20

恋のフーガ

fuga小柳ゆきが昨年秋に出したアルバム「KOYANAGI the COVERS PRODUCT 2」の一番最初の曲に「恋のフーガ」と言う曲があるのですが、このオリジナルはいわずと知れたザ・ピーナッツの同名の曲です。小柳ゆき版もピーナッツを思い起こさせる同音域の2重唱になっています。小柳ゆきらしい声量のあるすばらしい曲なのですが、聞けば聞くほどオリジナルのザ・ピーナッツの歌をもう一度聴いてみたくなりました。ちっちゃな体で小柳に負けないくらいのダイナミックな歌い方はもう引退して以来ラジオなどでしか聞いたことがありません。で、Amazonで購入して先日日本に行った時に持って帰りました。これです。
聞いてみてまず「ありゃ」と思ったのは、編曲、バックグラウンドがものすごくちゃち。ジャケットデザインもCDのプリントも間に合わせで作ったと言う感じです。歌詞カードというのが付いていましたがなんと「CD・カセット共用カード」と書いてあります。そういえばまさに昔あったカセットのデザインですね。歌そのものはすばらしいものでしたが、それがなおさらうすっぺらな伴奏の貧弱さを目立たせています。当時はみんなこんなもんだったのでしょう。小柳ゆきみたいなアレンジ、バックで歌わせてあげたかった、そしてそれをぜひ聞いてみたかった、とふと思うのでありました。

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