グルメ・クッキング

2012/05/12

温燻スモーカーの製作と燻製作り

近所にいろいろ田舎生活を指南してくださる方が居り、以前からこの方の自家燻製をいただいていたのですが、これがめちゃくちゃおいしくて、やってみたいとは思っていました。これまでも市販のスモーク缶を使って、真似事はやったことがあったのですが、決してうまくいったことがなかったので、それなりの技術が必要なのだろうと思っていました。簡単にできるから自分で作ってみればと誘わ、まさに見よう見まねでやってみたところ、ポイントさえ押さえれば、誰にでもできるということがわかりました。私の製作例を紹介します。

スモーカーBOXは特別な構造が必要なわけではなくと、温度を一定にできる構造と、ある程度の容量があれば特別な寸法、設計は不要です。実際私も、前述の先生のスモーカーボックスを一度見せてもらっただけで、寸法などは計って作ったわけではなく、ああーこんな感じかという程度で適当です。

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2007/04/09

カナダにうまいものなしという定説(その5)

イタリア料理にニョッキ(Wikipediaによるとgnocchi) という食べ物があり、いわゆるレストランで食べるようなものではなく、お袋が作ってくれる煮込みうどんのようなのものらしい。 (イタリア系カナダ人の話)
イタリア系のカナダ人がやっているピザ屋兼パン屋のようなところがこちらにはよくあり、 ピザやパンそれにイタリアンの惣菜などが売られています。ピザは専用のレンガのかまどで焼くというのが普通です。そういうところに、 ニョッキが出ていたりします。パン屋みたいなところで奥にテーブルが2つ3つあり、そこで買ったものを食べることができるような店があり、 その店ではニョッキは週に一度、金曜日だけの限定でおいてあるのですが、一度食べてみろという言葉に誘われて食べてみたことがあります。 そのときは特別うまいものとは思わなかったのですが、トマトソースに団子みたいなものが入っているだけで、 なんか物足りない気がしたものです。
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2006/10/29

Tutto Bene Osteria Italian Resautrant

家内の誕生日ということで、トロント郊外のレストランに食事に出かけました。トロントの北、Yong通り沿いにある、Tuto Beneというイタリアンレストランです。

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2006/10/15

鼎泰豊で小籠包

買い物のついでに久しぶりにMarkhamの中国モールに行ってきました。今回行ったのは日本でも有名な鼎泰豊で、 特に小籠包が有名でおいしい。場所は以前紹介してあるこちらを参照してください。 天皇名粥の左2件くらい隣です。
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鼎泰豊の小籠包

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2006/07/24

カナダにうまいものなしという定説(その4)

 乳製品はあまり得意ではないのですが、酒の肴としていろいろ試しているうちに、 けっこうチーズ類はいけるようになりました。
Fetaというチーズがあります。「フェータ」もしくは「フェタ」と読む用です。調べたところによると、もとはギリシャが発祥の地で、 ヤギや羊の乳で作るチーズとのこと。
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2006/06/25

CONGEE WONG 天皇名粥

トロントダウンタウンの北にマーカム(Markham)という地区があり、 この辺は中国系の人たちがが特に集中して暮らしているようです。少し前の話ですが、SARS騒動のときの時、 最初に発病した人たちがでたのもこの地区でした。
WoodbineからHW7へ入ると大きなショッピングモールがあり、その東側半分が中国系の店やレストランです。 とてつもなく広い駐車場はいつも満杯で、午後にもなると止めるところを求めて車が右往左往しています。なんせ、中国系の人ばかりで、 行く度にどこの国にいるのだろうと思ってしまいます。そのモールの南側には中華系レストランがたくさん並んでいます。 その中に天皇名粥というレストランがあります。ここの粥がうまいという話は以前から聞いていたのですが、ある意味「粥なんて」 と馬鹿にしていたところがあり、行くつもりもなかったのですが、たまたまちょっと小腹が空いたという感じの午後に初めて行ってみたのですが、 けっこう感動するくらいおいしかったのです。
今回はチキンと貝(青柳のような黄色い貝)の粥を食べてみました。写真ではわかりませんが、具がけっこう下のほうにいっぱいたまっています。 周りを見ると中国系の人はよく、パンか「ふ」のようなものを浸しながら食べています。これは何でしょう?知っている日と教えてください。 今回は、これだけでは物足りないので、シーフード焼きそばとワンタンスープを頼みました。

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2006/06/19

The Perfect Kitchen 美食軒

カナダの人種別構成率は正確にはわかりませんが、中国系がかなり高いと思われます。西海岸のバンクーバーでは30%を越えていて、 最大の人種グループになっていると聞いています。全体ではどれくらいでしょうか。おそらく15%は越えていると思います。 日系はかなり少なく、トロント界隈では1万人程度とか、で駐在員となると、家族を含めても3000人もいないのではないでしょうか。 このような分布は食文化に現れます。日本食は、カナダでも人気があり、 数えた人の話によるとトロント界隈で日本食レストランと名のつくところは400箇所以上あるそうです。しかし、 曲がりなりにも日本人が調理しているのはおそらく20箇所もあるかどうか。ちゃんとした料理人がやっているところは10箇所あるかどうか・・ ・というレベル。その他の店に行くとちょっと日本食とはいえないようなものが出てきたりします。 最初のうちは珍しくて何度か行った事がありますが、とても食べられたものではないことが多いです。聞くところによると、 この辺でスシ職人になるには2日間くらいの講習会に出れば一応それらしく仕事ができるのだとか・・・ ということで日本食レストランはいたるところにあるのですが、それは似て非なるものであり、 なまじ日本食ということで値段はけっこう高いので、わけのわからないところには絶対に行きません。
中華レストランはそれよりはるかに多いのですが中国系の人が多いこともあって、レベルはかなり高いように思えます。 どこへ行っても中国系の人でいっぱい、値段も安く、味もよいです。日本人の味覚にも十分耐える。ということで、 勢い中華レストランに行く機会が多くなります。休日の少し遅い昼ごはんには飲茶がぴったりです。 飲茶のおいしいところはたくさんあるのですが、今日紹介する、うちから車で5分ほどのパーフェクトキッチン(美食軒)は値段も安く、 味もよいです。飲茶は屋台で出来上がったものを運んで、そこから食べたいものを選ぶところとメニューで注文するところがあるのですが、 ここはメニューで注文します。

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飲茶といえば海老シューマイです。皮が薄くて海老がいっぱい入っていておいしい。
なぜかしょうゆがついてこない。いつもしょうゆを持ってくれば!と後悔します。

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2006/05/23

ベトタイレストラン

ベトタイレストランとはVietThai-Restaurantのことで、まさに文字通りベトナムとタイ料理のレストランです。 ベトナム料理の店と聞いて行ってみましたが、ベトナムとタイ料理の両方のメニューがあるようでした。けっこうこの辺では有名な店。 場所はここです。 週末のお昼に行ってみました。
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マルチカルチャー国家のカナダではエスニッ ク料理店は多いのですが、ちょっと初めてのところにいきなり入るのは勇気が必要で、 どうしても人づてに評判を聞いたところに行くことに。というか、あまり話題もないので、食べ物の話を聞くと、 どうしてもいってみようということになります。今回行ったこのベトタイレストランは、かなり本格的で味もよく、 日本人の口にも合う料理を出してくれました。ただし、メニューがよくわからず、ほとんどあてずっぽうの注文でしたが。食べている、 まわりはみんなアジア系の人たちで日本語は聞こえてきませんが、なんとなくほっとします。

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これ、ソーセージと豚肉、春巻きみたいなのが野菜の上に載っているのかと思ったら、この下に太い春雨のようなヌードルが入っていて、 たれ(小皿)をかけて混ぜて食べる料理でした。ちょっと酢が入っていて女性向きか。でも味はグッド。

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これはチキンカレー。「ホットだけどでいいですか」、と聞かれたので、マイルドにしてもらいましたが、 この味ならホットでもいけたかもしれない。

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いわゆる焼きビーフンです。鶏肉をチャーシューみたいに甘辛にしたのがとてもおいしかった。でも二人では食べきれず、 これは大部分持って帰って夕食のおかずになりました。

以上で20ドル少々。また近いうちに行ってみようと思います。

(6月11日追記)
今回は粥とトムヤムビーフヌードルでした。
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右の香草と生のもやしを自分で入れて食べます。
生のもやしどうかな?と思いましたがスープに入れて食べると食感もよく食べられます。


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中華粥。ごま油がたらしてあっておいしかった。

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晩御飯用に持ち帰りでビーフ固焼きそばを頼みました。
麺がランチボックスの形に揚げてありました。

以上でチップ込み27ドル。

 

 

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2005/12/26

カナダにうまいものなしという定説(その3)

クリスマスが近づくとともに普段あまり変わり栄えのしないスーパーの食料品売り場にもちょっと普段と違うものが並べられるようになって来ました。こっちも、いつも同じようなものばかりで飽き飽きしているので、こういうときには飛びついてしまいます。今回飛びついたのはライブロブスターとプリンスエドワード島産のオイスター。
生きたロブスターは普段から売られていますが、この時期はいきもよく、大きくて安いように思えます。生きたロブスターの調理方法は1匹につき2リトル程度の水を大きななべに入れて塩をティースプーンに1杯くらい加え、沸騰したところにロブスターを入れて15分くらいゆでるだけ。(おいてあったパンフレットによる)
お湯に入れるときはちょっと残酷ですが・・・茹で上がるときれいな真っ赤になります。今回はこれを真っ二つに縦に切って、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンでグラタン風に焼き上げました。ここに紹介してある調理方法です。
もうひとつは牡蠣(かき)。カキはボストンなどアメリカの東海岸から来るものもあるようですが、カナダ産というとこの辺では少し北のほうで取れるものが一般的なようです。オイスターバーへ行くと何種類か、産地ごとのカキが注文できるようになっています。プリンスエドワード(PEI)産のカキはスーパーに箱入りで売っていたもので30個ほど入っていて12ドルくらいでした。殻を開けるのは最初少し苦労しましたが、なれると割りと簡単。かなり小粒で日本のものと比べると味もやや淡白ですが生がきにレモンを絞ってかけて食べるとやはりうまいです。でも、やっぱり日本のカキのほうがうまいと思う。最初は恐る恐る食べ始めたのですが、最後はどうにでもなれと、ぱくぱく。でも、とりあえず生牡蠣を堪能したのでした。

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これで一箱分ですが、殻を開きながら結構食べてしまいました。


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ついでにスーパーで買ってきたクリスマスケーキ。こちらのスーパーには必ずパン、ケーキコーナーがあって、そこで作っています。これは中身はチーズケーキでかなりどっしりボリュームがあります。わりと甘さ抑え目で、おいしかった。二人ではちょっと多すぎますが・・・23㌦でした。

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2005/10/02

カナダにうまいものなしという定説(その2)

カナダでうまいだろうと思われているものに鮭があります。この辺で売られているのは「アトランティックサーモン」とわざわざ書いてあるので大西洋で取れるもので、日本で食べるサハリンやアラスカ方面の鮭とは種類が若干違うようです。種類はともかく、餌が違うのでしょう。味はかなり脂っこく、肉質は柔らかいです。このあたりで寿司、正確には「SUSHI」ですが、(つまり「寿司」ではない)注文すると100%ネタの中に鮭があります。これが一度くらい食べる分には「鮭ってこんな味なんだ」と思うこともあるのですが、結構しつこくて、何度も食べたいとは思えないのです。日本人の中にはわざわざ「サーモン抜きにして」と注文する人もいて、その気持ちはよくわかります。鮭の切り身はこちらではどこにでも売っているのでちょくちょく焼いたり、ホイル焼きにしたり、いろいろ工夫して食べるのですが、やはり日本でたべる鮭、特に薄塩の切り身を網で焼いたやつが懐かしくなります。そのほかにもマグロの切り身、各種白身魚などもありますが、どれも焼くかムニエルのような調理方法を前提とした魚が多いように思えます。中華系スーパーに行くと、かなり種類も多くなるのですが、どうも日本人がすんなり食べてみようという魚は少ないようです。そんな中では「ハリバット」という魚は結構いけます。全体像を見たことが無いのですが、どうも、ひらめ、かれいの仲間で、かなり大きい魚のようです。ちょうど今が旬なようで、このごろよく見かけます。やはり切り身にして売っていますが、昨日たまたま家のすぐ近くのスーパー(SOBEYS)で売っていました。魚が冷蔵のショーケースに入っていて、必要なだけ切って売ってくれます。尻尾の部分しかなかったので体全体はわかりませんが、かなり大型の魚です。300gぐらいで頼んだのですが、切ったら420gあり、ちょっと多すぎるとも思ったのですが(家内が帰国中なので一人で食べるため)、まあしょうがない「OK!、OK!」ということになりました。塩コショウを振ってから小麦粉をうすくかけ、フライパンにバターをひいてムニエル風にしてみました。
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ただの切り身みたいに見えますが、普通の鮭の切り身の4倍くらいはあります。皿は家にある一番でかいやつです。さすがに食べ切れませんでしたが、味はヒラメににてなかなかよいです。こっちの白身系の魚にある、「やたら淡白」ということはなく、「ちゃんと魚の味がする」魚です。以前、レストランで注文した時、バンクーバーのほうで取れる魚だと聞いたことがあります。
このところずっと気温も低くなってきていたのですが、今日は天気がよく、風も無く、ネコもじゅうたんでごろんとしていました。
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もうあと2週間もするとオンタリオ湖から鮭が川を上ってきます。それがすぎると、いよいよ冬に突入。

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