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2015/05/23

ソーラー発電防獣電気柵システムの製作(その後)

2013年の夏に製作したシステムですが、その後、夏はトマトをハクビシンやタヌキから守るために、冬はシイタケを鹿から守るために使用してきました。今年も、トマトの時期がやってきて、3シーズン目の活躍をさせる予定だったのですが、動作させてみたらなんかおかしい?暗くなってから電源が入るはずなのに、明るいうちから電源が入ってしまいます。センサーを覆ってみると、電源が入ったり切れたりするので、センサーの調整がずれた?経年変化かと思いましたが、そうでもない。結局、CDSセンサー部を分解してみたら、センサーの不具合であることがわかりました。(右が使っていたセンサー、左が新品)
Cds01


センサーを入れていたフイルムケースにひびが入っていました。
Cds02
インシュロックで締め込んであったので、クリープで割れたみたいです。紫外線による劣化で割れやすくなっていたかもしれません。CDSに水分が入り込んで電蝕により特性が変わってしまったようです。CDSはモールドしてあるのかと思いきや、プラスチックの透明ケースははめ込んであるだけで防水効果は無いということがわかりました。予備で持っていたCDSと交換して問題はなくなりました。今回はCDSの透明ケースとセンサー部分の間に、シリコンシーラントで防水加工してみました。防水タイプのCDSも捜せばあるかも?
今年の冬に使用したとき、バッテリーの減りが気になったのですが、冬の日照の弱さに加え、この不具合で通電時間が長くなっていたためのようです。修理していて、ソーラーパネルがついているのだからこれを利用すればセンサーは要らないのでは?ということに気づきました。しかし、充電コントローラはパネルをフローティングさせているので、制御系とうまくインターフェースさせるにはちょっとアイデアが必要です。これはじっくり考えてからにしようと思います。


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