薪置き場増設
昨年は薪置き場を2箇所増設し、ほぼこれで十分と考えていましたが、昨年春までに集めた1年分の薪をこの冬は例年に比べ寒かったせいもあって、3月のはじめには使い果たしてしまいました。安心して薪ストーブを使うためには、もう少しストックが必要であるということがわかったので、更なる薪集めが可能なように、薪置き場を増設することにしました。今回作るものは中途半端な大きさではなく、ある程度の量をまとめて置いておく事を可能にするのが目標。家の周りのスペースで、はまとまったまきを置くだけの場所を確保できないので、庭の端の第2駐車場!(軽トラック用駐車場)の隣において、薪を補充するときは軽トラで玄関まで運ぶことに。頭の中で構想を練りつつも、今回も特に設計図面を作らず、出たとこ勝負の現物あわせにて製作しました。
完成した薪置き場7号
とにかく平らな土地がないので、今回も斜面に設置することに。床のサイズを板取から幅1800奥行き900と決め、基礎工事を。場所を決めダンパーで地固めした後、砂利を敷いてその上に重量ブロックを乗せて高さだししました。幅方向で高さの違いが200mmほどありました。
堆肥を作っていた場所だったので、巨大カブトムシの幼虫がごろごろ出てきてびっくり!
床の枠組みを作った後、柱を建てました。屋根の勾配は前後で200mmとしましたが、出来上がったのを見た感じでは100mmぐらいでもよかったかと。材はすべて2X4のSPFで、切った後、組む前にキシラデコールで塗装。
屋根を組んだ後、材の板取を考えつつ、柱に張りを入れました。床板も2X4材。これまでいくつか作ってきた薪置き場の集大成。床をしっかり作っておけば、加重は足に分散されます。組み立てはすべてコーススレッド。5年ぐらいは持つかなと・・・
桟だけは30X40の杉を使用。垂木も杉を使おうと思いましたが、手元になかったのと、桟を通すのに2X4を切り欠いて通したほうが楽そうだったので、ちょっと豪勢になりました。
組みあがった薪置き場。手前の河津桜の幼木がちょっと邪魔しています。
屋根はポリカではなく、ガルバとしました。耐久性というより、ガルバのほうが釘打ちが楽なので・・・
ガルバは10尺(約3m)を2枚購入。2枚あわせて真ん中からカッターに切断砥石をセットして切りました。はさみで切るのに比べ、はるかに楽できれいに切れましたが、火の粉がすごかった。火の粉まみれになって切断しました。バリも思ったほどなく、丸やすりでバリ取りする程度。
東電の電柱のステーがどうしても避けられず、やむ終えず屋根を通すことに・・・切り欠き部分はポリカの波板で雨よけ。
こんな感じになっています。
最後に薪のずり落ち防止のため、5mmのワイヤーメッシュを壁にしました。1mx2mのもの2枚買ってきたのですが、ちょっと上のほうがあいています。薪を積んでみたところ、やはり横だけでも上まであったほうがよさそう。今度追加しようと思います。ワイヤーメッシュはそのままだとすぐに錆びてまっかっかになるのは明らかなので、塗料を塗っておきました。
この薪置き場を一杯にできるだけの薪があれば、全部の薪置き場の薪でひと冬何とか安心して越せそうです。もうひとがんばり薪集めに精を出さねば。
SPF12フィート12本ほか、総材料費約1万円でした。
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