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2012/03/17

集塵機その後・・・

ヤフオクで100円(といっても送料1000円なので1100円)で入手した集塵機は、実はシンコーというメーカー(ホームセンター向け格安電動工具を作っているメーカー)のものでカインズホームセンターでも7000円くらいで販売されているもの。入手したのは本体のみでフィルター、ホース、掃除ノズルなどもなく、結局、フィルターはカインズで注文して購入(2000円くらい)、フィルター押さえは自作した。後で冷静に考えたら新品買ったほうがよかったと・・・(ヤフオクでよく陥るケースです・・・要注意)

ただ、連動コンセントも作ったので、今後の研究のため、使いやすくアレンジしようと考える機会を与えてもらったと、前向きの考えに。

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電動工具に取り付けて使用するので、取り回しが最も重要になるのは間違いない。であれば、天井からホースを配し、床を這わないように集塵ホースを取り回しできるようにしたい。ホースは長くも短くもないジャストサイズにしたい。まず思いついたのは洗濯機の排水ホースで、これは切り売りされているので好きな長さにできるが、内径が25mmくらいしかなく、吸引抵抗が大きそう。

いろいろ探していたら、ホームセンターの水中ポンプのコーナーに吸水用のフレキシブルホースがあり、内径50mmのものがちょうどよさそうなので採用。(約1000円/m)ホースジョイントの外径も吸塵機の吸気口径にぴったりだった。(300円)これを使い、抜けどめとして0.3mmくらいのネオプレンシートをボンドで接着して使用。

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見事にドンピシャ!

このホースを天井から下げ、それに吸塵用ホースをつなぐことにする。工房の2階がロフトになっているので、吸塵機本体を2階に置いてホースを下ろすことも考えた。(連動コンセントを作ったので本体はどこにおいても操作できる)そうすれば、吸塵機自体もじゃまにならない。ただ、ゴミを捨てるのが2階だと少し面倒なので、やはり工房内に置くことに。

ホースは吸塵機から垂直に立ち上げ、天井を通して工作台の真上あたりから下ろし、そこで少し細い工具・掃除ノズル兼用ホースに接続。このホースと掃除ノズルは日立工機の掃除セット(約8000円)を購入。これを自作の異径ジョイントで吸水ホースとつないだ。(自作の異径ジョイントといっても径50mmのPVCパイプを縦に割ってロート状にしたものをお互いの内部に差し込んでつないだもの)

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最初は天井から細ロープでぶら下げたが、収まりが悪いので、コンパネに丸穴を開けたものを製作。これで収まりもよくなった。

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使わないときはこんな風に丸めて置いておく

工具に接続したり掃除ノズルにつなぐホースは3mで、これで工房内すべて清掃ができる。使わないときに丸めておけるようにした。(当初、棒のようなものでやってみたが、ずるずる落ちてきてしまう)

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日立工機製のホースを使用しているのでマキタなど他社の工具に合うようなジョイントも使用できる。

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掃除セットはコンパネでホルダーを作ってすぐに使えるようにした。

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針金とビニールテープで自作したフィルター押さえ

吸塵機は工具メーカー製の高価なものでなくても、DIY用であればホームセンターで販売されている安価なもので十分使えそうだということがわかった。フィルターの性能がかなりよく、フィルターの内側がまったく汚れていない。吸引力もまったく落ちていない。素材メーカーが専用に開発したものなのだろう。丸ノコやら電気カンナやら、いろいろ使ってみたが、ゴミは圧縮されていていっぱいになるまでずいぶん使えそうだった。

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ちょっと考えていなかったのは集塵機の起動時のイナーシャで吸塵機が少しずつ動いてしまうこと。掃除用で使用するようにキャスターがついているのでとにかくよく動く。とりあえず、逃げないように!ロープでつないである。

なにより、集塵機を使うようになってから、工房内が非常にクリーンになった。これまで丸ノコから排出される切りくずで工房においてあるあらゆるものがホコリまみれになっていましたが、それがほとんどなくなった。電気カンナに至っては使用後のくずを集めるのが大変だったので、ほとんど使えなかったが、今後は安心して使えるように。

100円の吸塵機をヤフオクで仕入れたことから、いろいろ研究材料とすることができました、ということで・・・

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