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2012/01/06

薪置き場

薪も一冬分貯蔵するとなるとかなりの量になります。我が家は薪ストーブ主体ですが、石油ストーブも併用しています。薪だけで一冬過ごすとなると相当な量になるはず。もともと週末だけの利用だったので、それほど貯蔵する場所は必要なかったのですが、最近はほとんどここで過ごしているので、それにあわせて薪置き場も増設を重ねました。

最初に作ったのは1週間分程度をおくための薪置き場1号。家の土台にあわせ斜面に作ったものです。

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設計図もなく、現物あわせでその場で考えながら作ったので、簡単な構造なのに、今見るとおかしな作りが散見されます。

だんだんこれでは足りなくなり、薪置き場2号を製作しました。

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これは時間がないときに急いで作ったこともあり、1年以上たった今、強度不足で棚板が下に反ってきました。このままだと折れる危険性がありそうなので、急遽補強。土台にレンガで支えを入れ、支柱を追加しています。

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さらに昨年春に大量の薪木を入手したため、大型の薪置き場が必要になり薪置き場3号(手前)を増設しました。

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大量に置けるようにするため、棚板はつけず、とにかく積み重ねる構造。積んでみたら倒れる可能性があることに気づき、急遽コンクリートインサートを基礎部分に埋め込み、転倒防止を行いました。また、地震による薪崩れ防止のため、ロープで崩れ防止をしています。この状態で昨年の3月11日の地震の時には一番上の薪が数個落ちたのみでしたが、その約1ヵ月後にあった、静岡県で起きた震度5程度の地震で上の3~4段分がくらいが崩れました。ただ転倒はせず一安心。

さらにまきを置く場所が必要だったため、薪置き場1号の隣に、簡易薪置き場として4号を増設。地面にじか置きで、屋根で雨をしのぐ構造です。

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最終的にはこれでも足りずに、地面にシートをかけて置いてあった薪がひと山ありました。何とかこれで一冬足りるか足りないかという感じ。

昨年暮れに、コナラと桜の木を何本か切り倒して薪にしたものを置く場所が必要になり、もうひとつ薪置き場を増設しました。3号のとなりに家の基礎部分にコンクリートインサートを打ち込んで、それに全部持たせる「片持ち」構造です。

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これは60mm角材と2x4材だけで作りました。これも設計図もなく、頭の中で考えながら作ったので、薪を積んでいるうちに強度が心配になり、何箇所か補強を追加しました。

インサートの強度は十分と思いますが、SPFで作った棚の支持部分の強度がちょっと心配。とりあえず様子を見ながら8割程度にしています。薪の乾燥が進めばもう少し積み増そうと思っています。これだけでも数百キロはあると思われます。

薪を集めることも結構苦労しますが、薪ストーブは家全体も温まり、燃えている様子にとても癒されるので、このような苦労もあまり苦になりません。

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