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2011/12/09

ミニ別荘を工房へリフォームする(最終回)

内装は壁、床とも板張りにすることにし、何を使うか予算の関係もあるのでいろいろ考えたのですが、コンパネ系のベニヤでは床にした場合、すぐに痛んでしまうことが考えられたので、ホームセンターにあった「クロノポール」という木をチップ状にして加圧接着した材料を使用することに決定。

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クロノポールはポーランド製で厚さ9mmのものを使用した。おそらく、このような加工をしないと木材にもならないような木(森)が大量にあるのだろう。

クロノポールは内装材としては、加工もしやすく、価格も安いので下地材として適していると思われる。今回のリフォームにはそのまま壁、床材として使用した。

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床は表面の強度を上げるため透明アクリル塗料を2回塗りした。

現在内部は工房(工作室)として使用できるようになっている。西側の壁はもともとあった杉板であつらえた全面本棚をそのまま使用している。

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6畳では狭かったと思われるが8畳の広さがあるので、いろいろ物を置いても十分なスペースが得られている。

屋根はコロニアルの表面の塗装ほぼ完全にはがれて、下地部分もかなりぼろぼろで、本来ならふき換えしなければならない状態であったが、割れや雨漏りもないので、とりあえず塗装して様子を見ることに。塗装といってもこれだけの傾斜の屋根なので、足場を建てなければならなかった。幸い、近所に自分で別荘を建てた人が足場材を大量に持っており、これを借用して塗装をしたので、塗料以外の費用はかからなかった。足場の建設は見た目ほど容易ではないことを実感。実際、塗装作業そのものより、足場の設置、撤去のほうがはるかに手間でした。(一人ですべて行うのは至難の業)塗料はコロニアル用7リットルを使用。下地塗装は行っていない。

 

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雨どいは金具だけ交換して、トヨは塗装してそのまま使用。建物の傾斜(沈下)にあわせて、集水を逆方向に変更した。

以上が主なリフォーム内容です。まったくの素人が試行錯誤でやったので、至らないところも多々ありますが、やっていて楽しかったし、いろいろ勉強にはなったと思います。現在、工房は工作室兼道具置き場として快適に使用しています。

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