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2011年12月に作成された記事

2011/12/18

薪ストッカーの製作

薪は一年前に集めたものを家の裏に置き場を作って保存乾燥させています。2年ぐらい置いて乾燥させるのが理想的とのことですが、あいにくまだ新参者なので、一年前に切り倒し、薪割りした材が何とかこの冬持つかどうか、その程度の量。昨年は週末しかここにはこなかったので、薪の使用量もわずかでした。

薪が夜足りなくなると、家の裏まで取りに行くのですが、真っ暗+斜面ということもあり、取りに行くのは結構つらいし、雪でも降ろうものなら足元もかなり危ない。2,3日分でも玄関の近くにおいて置ければ夜も楽!と思い、玄関前薪ストッカーを作ってみました。

stocker

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2011/12/16

カナダ仕様コンポを日本で使えるようにする(最終回)

高周波部はうまくいけばコア調整ぐらいで何とかなるかと思っていたが、なんと高周波部と1stローカルのVCOのコイルはコア入りコイルではなく、プリントパターンで構成された固定インダクタだった。究極のエコ設計。

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FM高周波ユニットのパターン側。3つのコイルがプリントパターンで生成されている。高周波増幅の出力側は可変容量ダイオードでトラッキングを取る複同調になっている。結合コンデンサもパターン間容量を使っているようだ・・・(パターン面についているコンデンサとトリマは調整のために後からつけたもの)

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2011/12/14

カナダ仕様コンポを日本で使えるようにする(その5)

メイン基板の高周波部で使用されているPLLデバイスは三洋製LC72131というICで、ワンチップのPLL周波数シンセサイザー用ICでAM/FMラジオ用途で設計されている。おそらく多くのこの種の受信機に採用されているのだろう。これならおそらく、CPU側の設定が表示周波数どおり切り替わっていれば何もせずに動作するはずだ。

調整が必要なのは、ローカルオシレーターのVCOと高周波部の調整。VCOが何とかなれば目的は達成できる。

 

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サービスマニュアルにしたがってカバーをあけ、上部のカセットメカユニットを取り外したところ。正面パネルから見て、右側にある基板がメイン基板。コントローラー用のCPUやFM/AM高周波部が搭載されている。

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2011/12/13

カナダ仕様コンポを日本で使えるようにする(その4)

REG1端子が受信仕様の切り替えに使用されているのではないかという読みは当たっていた。REG1端子のところに可変抵抗をつけて電圧を変えながら確認してみる。電源投入時に「----」という表示がでて、FM/AMの受信範囲/ステップ幅の設定(地域仕様)が切り替わったことを表示する。メイン基板のR360を可変抵抗に取り替えて、電圧を変えながら確認した結果、5つの設定に切り替えられることがわかった。

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日本国内で受信できる設定に変更できた

設定は以下の5通りのモードがあった。

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2011/12/11

カナダ仕様コンポを日本で使えるようにする(その3)

サービスマニュアルをよく見てみると、メイン基板のCPU端子に「REG1」というのがあり、端子の説明に「Region Setting 1」とある。これはかなり怪しい。そのほかの端子には設定モードの切り替えをうかがわせるものはなく、こいつが関係ありそうだという気がしてきた。

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さらに回路図を見てみると、メイン基板のCPU(IC302)の91番ピンには基準電圧(Vref)を分圧した電圧がかかっている。

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2011/12/10

カナダ仕様コンポを日本で使えるようにする(その2)

ふた昔ほど前であれば、基板のジャンパー線かディップスイッチでUSA/JP切り替えみたいなものもあったかもしれない。一応基板は見てみたが、当然そんなものは見当たらなかった。DVDプレーヤーのリージョン設定みたいな「秘密のコマンド」の可能性もないとはいえないが、そういうものがあればインターネット上で探せば出てくるものだが、それもない。少なくとも、FMの高周波ユニットは別物ではないか、というのがコスト的に見て妥当な気がした。

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カナダ仕様のCSAマーク製品。FMアンテナ端子は不平衡75オームだが日本で一般的なFコネクタではなく、直接「線」をはさむようになっている。

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2011/12/09

カナダ仕様コンポを日本で使えるようにする(その1)

カナダに住んでいたとき、オーディオコンポを購入しようといろいろ探してみたが、買いたかった、日本で10万円前後の「中級機」に相当するクラスのものがカナダでは販売されていなかった。カナダでは廉価品の上はいきなりマニア用の超高級機という品揃えになってしまう。

その品揃えの理由はカナダに5年も住んでいたらよくわかったが、そのときはやむ終えず、廉価品の中でも高級機?に相当する5連装CDつきのPanasonic製SC-PM28というモデルを購入した。当時(7年位前)BestBuyで300カナダドルぐらいだったと思う。

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スピーカーは密閉ではなくバスレフ穴が後ろに開いている。

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ミニ別荘を工房へリフォームする(最終回)

内装は壁、床とも板張りにすることにし、何を使うか予算の関係もあるのでいろいろ考えたのですが、コンパネ系のベニヤでは床にした場合、すぐに痛んでしまうことが考えられたので、ホームセンターにあった「クロノポール」という木をチップ状にして加圧接着した材料を使用することに決定。

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クロノポールはポーランド製で厚さ9mmのものを使用した。おそらく、このような加工をしないと木材にもならないような木(森)が大量にあるのだろう。

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2011/12/08

ミニ別荘を工房へリフォームする(その4)

土台が一応完成したところで、リフォームの方針としては腐って撤去したパネルを家の内側から張りなおし、壁と床を新しい材料にして、見栄えもよくすることに。費用も極力抑える。

まず、撤去したパネルに相当する部分を製作。

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実際には天井(ロフト)部分をジャッキアップして沈下した部分を補正し、ツーバイフォーで使うT型とL型の金具で全体を仮止めしたあと筋交いを入れて固定した。

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2011/12/07

ミニ別荘を工房へリフォームする(その3)

北側の壁と北東角の土台は特に悲惨で、パネルは骨もパネルも腐っている状態でした。

購入時は四方の壁に杉の本棚が作りつけられていたため、すぐにはわからなかったのですが、本棚を撤去してみるとその裏側がかなり腐っている状況。床も腐っていてベコベコになっていました。

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床部分

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2011/12/04

ミニ別荘を工房へリフォームする(その2)

そもそもこのミニ別荘のプレハブは物置やプレハブで有名な「スズキハウス」の製品で、1990年頃から2000年くらいまで販売されていたらしい。(http://dougaei.web.fc2.com/bb.tatemono.suzuki.mokusitu.all.html

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そういえば確かによく見たミニハウスだ。

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2011/12/03

ミニ別荘を工房へリフォームする(その1)

今、別荘として使用している家は築20年ほどの木造の家ですが、元のオーナーがこの家を建てる前に、利用していた古家(プレハブ)が離れとして残されていました。購入時は物置(書庫)として利用していたようです。年数も経って(おそらく25年以上)かなり痛んだため、多少手を入れてありましたが、廃屋寸前で購入物件の瑕疵対象外ということでした。

約8畳ほどの広さがあり、ロフトもついているので、物置としてだけ使用するのももったいないので、多少手を入れて工作室として使用できるようにリフォームしてみました。

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現在の状況

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