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2011/12/04

ミニ別荘を工房へリフォームする(その2)

そもそもこのミニ別荘のプレハブは物置やプレハブで有名な「スズキハウス」の製品で、1990年頃から2000年くらいまで販売されていたらしい。(http://dougaei.web.fc2.com/bb.tatemono.suzuki.mokusitu.all.html

suzuki_sht_0008_edited

そういえば確かによく見たミニハウスだ。

ここのミニ別荘は、おそらくSHTC2020という8畳のモデルと思われます。

典型的なツーバイフォー建築で、壁が裏表合板中空(断熱材入り)のパネルとなっており、柱(実際には柱の機能はしていない)の間にストンストンとはめ込んでいくような建築物です。要するにパネルの「張り」で建っている建築物といえます。

基礎はコンクリートブロック2段で、直接ブロックを地面に敷いてその上に建っているというもの。

現状はトタン波板を周囲に張ってありますが、これはパネルがだいぶ傷んで雨漏りや腐食が起きていたためです。また、基礎は雨によって土が流されたことにより、不均等な荷重がかかったため、何箇所かで「割れ」を起こしており、特に北東角は基礎流れによる沈下が生じていました。

屋根はカラーベストコロニアルですが、表面の塗装部分はほぼ完全になくなっており、コケが付着している状況。雨樋は家全体が傾いたことにより雨水が流れなくなり、水が溜まったままになるため、重みで変形、あふれた水がまた基礎の土を流してしまうという悪循環状態でした。

続く

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