青山公園と星条旗新聞社

今年の3月に異動で五反田に移るまで、約8ヶ月ほど西麻布に職場があったのですが、天気の良い日はよく付近を散策しました。 西麻布周辺は古いものと新しいものがごちゃ混ぜに混在しているところで、それでも古いものはもうほとんどなくなりかけているのですが、 結構面白いところでした。
青山墓地は以前アップしたことがありますが、 青山墓地の隣に青山公園という何の変哲もない公園があり、 トイレもあって昼時は公園の前がタクシーの運転手さんの休憩所になっているところです。中央が小高くなっており、 その小高くなったところにこんな看板がありました。

(クリックして拡大します)
場所柄、もともとこのあたりは旧日本軍の首都警備の要となる施設があったようです。

そのせいかどうか、この青山公園の一番小高いところから、一種異様な施設を見ることができます。

ちょっとしたヘリポートがあり、明らかに軍用と思われるジェットヘリが駐機していました。

西麻布の交差点から数百メートルほどのところにこんな施設が･･･。ちょっと興味をそそられたので、後日日を改めて散策に。
それは星条旗新聞社という米軍駐留の軍人関係者に新聞を発行しているらしいという会社らしいということをWebで知りました。

星条旗新聞社の正面
新聞社といっても米軍の施設のようで、入り口は厳重な検問がしかれています。

しかもよく見ると入り口の警備員は小銃を携行しているではありませんか！

新聞社の別棟はゲストハウスのような設備でした。 おそらく要人なども横田基地などから直接ヘリで都心に乗り付けられるようになっているのでしょう。
うろうろしながら建物の写真を撮っていたら、制服の警備員(日本人)が飛んできました。金網の向こう側からですが、 直ぐ目の前までやってきて、私の写真を何枚も撮っていきました。（SONYのサイバーショットを使用していました）
おそらく、どこか建物の中から監視していて、不審者な人間が来ると登録するために写真を撮っておくのでしょう。 私も不審者リストの一人に記録されたと思います。こっちも勝手に写真を撮っているので、文句は言えませんが、すごく怖い思いをしました。  

六本木ヒルズは目と鼻の先で、当然全体が見渡せるはずです。特別秘密の施設というわけでもないはずですが、やはり軍事施設なのでしょう。 こんな看板もありました。 

見に行くときは立ち止まったり、写真を写したりするのは遠慮した方が無難だと思います。
東京のど真ん中にこんな視施設があるなんて・・・ちょっと複雑な気持ちにはなりました。
場所はこちら。

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