プーケットへの旅(その2)
12月初旬のタイ・バンコクの騒乱からしばらくして、日本にあるエアカナダから、予約していた便がキャンセルになったので、
別の便に変えてほしいとの電話がありました。(日本の自宅へ電話番号登録変更しておいてよかった!)
オファーされたのは往復とも成田-バンコクの直行便で、行きはタイ航空、帰りはシンガポール航空というもの。
もちろん予約していたビジネスクラスということで二つ返事でOK。
朝9時45分発ということだったので、成田に前泊することにし、仕事を終えてから成田のホテルで家内と落ち合いました。12月25日、
成田のタイ航空のカウンターでチェックインして初めてわかったのですが、
なんと予約していたTG671便はプーケットへの直行便でプーケットに降りた後、バンコクに向かうとのこと。
それならプーケットで降ろしてくださいとお願いしたのですが、それはできないという。マイレージでとったチケットなので、
変更はできないそうです。結局、プーケットでいったん降りて、タイへの入国審査をプーケットで受け、同じ飛行機に国内線の便として乗り、
バンコクで荷物を国際線の荷物として受け取るという、なんとも奇妙なことになったのです。さらに、
バンコクからエアアジアに乗って再びプーケッとに向かいます。
バンコクの空港でエアアジアのカウンターでチェックイン。「燃料サーチャージ一切なし」を売り物にしている格安航空会社です。ただし、
手荷物の料金はしっかり別料金となっており、なにやらよくわからない計算をした後、500バーツほど超過料金として徴収されました。
ボーディングパスはなく、レシートのような紙をくれるだけ。座席の指定もありません。乗ってわかったのですが、シートは指定されておらず、
早い者勝ちで座る方式。行きの便はピカピカの最新型エアバスA320でした。ただし、一番前から後ろまで全部エコノミー席。
巨大なバスのような感じです。席と席の間も狭く、おそらくこれ以上は乗せられないという最大容量。日本人はわれわれ以外いないようでした。
もちろん機内サービスはすべて有料で、4人乗っているフライトアテンダントがワゴンで販売に来ます。一時間ほどでプーケッとに「再び」到着。
最初に付いたのは夕方5時ころでしたが、今度はもう夜10時を回っていました。空港からタクシーでホテルまで時速100㌔以上で飛ばし、
約1時間。部屋に着いたのは12時くらいになっていました。
合成パノラマ画像、クリックで大きくなります。
ホテルはDuangjit Resort
and Spaというホテルで、いわゆるリゾートホテル。大きなプールがひとつと小さなプールが2つ。
ホテルの中にレストランがひとつというホテルですが、別棟にちゃんとしたSpaがありました。
ホテルのパンフレットから。 下はSPA。
今回は部屋に金をかけるつもりはなかったので、一番安いツインベッドの部屋(Superior)にしましたが、
清潔で気持ちのよい部屋でした。(一番上の写真の建物、3階)
バトンビーチの南端に位置するホテルですが、この地域のホテルとしてはかなり敷地も広く、部屋数もエコノミーなものから、
コテージのようなものまで、かなりの数あるようでした。
入り口の門にはセキュリティーがあります。(特にチェックはしていませんでしたが)
門からホテルのフロントのある建物まで、100m近くありました。途中にSPAがあります。SPAにはフィットネスの設備もありました。
家内がスパでマッサージをしてもらいましたが、1時間で1500バーツほど。マッサージだけならプールサイドでもやっており、
1時間で1000バーツでした。バトンの街中でやればおそらくこの1/3くらいだと思いますが、なにより、清潔で安心です。
ビーチまでは歩いて2,3分です。
ホテルのフロント、レストランなどがある建物。日本人の女性スタッフが1名常駐していました。特にエンターテイメントもなかったのですが、
夜ガーデンレストランが開かれているときはロビーで女性歌手が歌っていましたが、中で聞いている人は一人もあらず、寂しそうでした。
12月31日には新年のカウントダウンパーティーが庭でおこなわれるということで大掛かりな準備がおこなわれていましたが、
残念ながら30日に発ったため、その様子はわかりません。日本人は何組か見かけましたが非常に少なかったようでした。
部屋のベランダからはすぐにプールが望める。プールサイドはとても気持ちよく、静かで安全なので、パトンのビーチにはほとんど行かず、
プールサイドでよくくつろぎました。
一度だけ夕方、スコールを体験しました。食事のため外出しようとしたら、ものすごい勢いで雨が降り出し、雷も伴っていました。
猛烈な雨は1時間近く続き、ピタット止まりました。
屋根を伝った水がものすごい勢いで流れでる。
全体的に静かで落ち着けるホテルで、満足できました。
その3へ続く
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