晩秋の箱根
このところ週末というと天気が悪かったこともあり、箱根や富士五湖に近いにも場所に住んでいるにもかかわらず、
紅葉らしい紅葉も見ていないので、これが最後のチャンスと思い、三連休の真ん中にもかかわらず、箱根の紅葉を見に行くことに。かといって、
おっとり刀で出かけたのでは、大渋滞に飲み込まれているのは目に見えているので、早起きをして出発。
朝7時過ぎに家を出て、8時前には風祭の踏切から国道1号線に出たものの、すでに渋滞でのろのろ運転。
箱根新道から芦ノ湖へ入るつもりでしたが、この状態ではいつになったら新道に入れるのか・・・ということで、あきらめてターンパイクへ。
ターンパイクは料金が高いこともあり、がらがらでした。こんなに違うものなのか!8時半過ぎには芦ノ湖箱根町の湖岸に到着。
もう観光客や釣り客で湖岸の駐車場はほぼいっぱいでしたが、まだ何とか止めることができました。紅葉は、
もう峠を過ぎていて落葉し始めており、ちょっと期待はずれ。真っ赤な紅葉などはだいぶ枯れ落ちていました。
芦ノ湖から、いったんターンパイク方向に引き返して、富士見峠から富士山と芦ノ湖を眺めました。
ちょうど富士山に朝日が当たった状態でまぶしいほどに美しい富士山。家から見る富士山とは少し角度も異なっています。
富士見峠の反対側は太平洋で、逆光に照らし出される初島、大島が美しい。
その後、再度芦ノ湖のほうに降り、元箱根から国道一号線に出て小田原方面へ戻りました。上ってくるほうはすでに小涌谷付近から大渋滞で、
箱根湯元はおろか小田原市内までずっと渋滞。小田原に下りたのは10時ころでしたが、これから箱根に行く車は果たして何時に着くのか・・・
まだ帰るには早かったので、小田原の御幸が浜へよって行きました。
国道1号線からすぐの海岸は箱根に向かう喧騒とはまるで裏腹にまったくの静寂。
海岸を散歩する人や釣りをする人がわずかにいるだけ。波も静かで、夏とはまったく違ってとても澄んだ海でした。
何が釣れているのか見たところ、立派なカワハギが釣れていました。今この辺はカワハギが旬です。刺身にするととてもうまい。
肝をしょうゆにとかして食べると最高です!
海鳥が集まっていたところでは魚が跳ねていたので、鰯の群れでもいたのでしょうか。
秋ももう終わりますが、朝、出かけるころから比べると、うそのように暖かい一日でした。
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コメント
富士山山頂への登山路(ジグザグ路)が冠雪の中に見られ、もう富士山は冬に突入していると感じました。
三連休混雑の中ご苦労なことです。カワハギが釣れているのですか? 見かけによらず美味しい魚で肝はアンコウに引けをとらないと聞いています。
このような紀行文(写真)適時UPお願いします。
楽しみにしておりますので
投稿: ボケ老人 | 2008/11/28 20:34
この時期小田原近辺の地物としてはアジもいいのですが、カワハギが最高ですね。皮を剥くのが結構面倒ですが、スーパーでも皮だけ剥いてくれるところもあります。
ボケ老人様、近場をちょろちょろしていますので、これからもよろしく。
投稿: 世界は広すぎるっ! | 2008/12/01 12:46