東北旅行 その4 宮古 陸中海岸
恐山を午後1時過ぎには出て、岩手県宮古市に向かいました。
下北を出てからずっと太平洋岸に沿って三沢を通り、第二みちのく道路、白石道路、八戸自動車道へ入って軽米に出た後、
久慈を目指します。そこから三陸海岸沿いに宮古市へ向かいました。インターネットで見つけた宮古市の「ホテル近江屋」に宿泊。
ここは宮古湾を望む場所で、 直ぐ前に大きな貯木場がありました。隣接する製材工場は夜9時過ぎまで白い煙を上げていました。
下の写真も合成したパノラマ写真ですが、クリックすると横1200ピクセルの画像が表示されます。
宮古に来たのははなんと言っても、浄土が浜を含め、三陸海岸特有の美しい海岸線を見ること、そして海の幸が目的です。
浄土が浜は日本でも三本の指に入るきれいな海水浴場だそうです。朝8時過ぎに浄土が浜の海岸に行きましたが、
確かにきれいな海水浴場でした。理由のひとつは砂浜ではないことがあると思います。小石の海岸なので、
水が透き通っていてにごることがありません。また、外海とは大きな岩で隔離されていて、波が静かなのですが、
水はよく入れ替わるようになっているので、いつもきれいになっているのだと思います。海岸へは自家用車は入れず、
駐車場から少し歩かなければなりません。海の家などはありませんが、シャワーなどもある、公共?のお店があります。泳ぐつもりで水着、
シュノーケルのセットを持ってきましたが、水が結構冷たくて断念。
浄土が浜から少し離れた観光船船着場から、観光船が出ています。乗船客の投げる餌を目当てに、沢山のカモメが観光船を追いかけていきます。
観光船は浄土が浜海水浴場の直ぐ前を通過。
私たちも観光船に乗ってみることに。観光船切符売り場は浄土が浜の第一駐車場の目の前にありますが、
乗り場は階段を下りて少し歩いたところにあります。
沢山のカモメが追いかける中、出航しました。
海水浴場の直ぐ前を通過。カモメが観光客の投げる餌をゲットする瞬間。松島ではえびせんなどの袋菓子をカモメの餌として売っていましたが、
ここではカモメパンという餌専用のパンを船で販売していました。
海岸線は入り組んでいるので海沿いの道は高架が多い。また、漁港は津波を避けるために高台に家がありました。
ろうそく岩と呼ばれる長細い岩。周囲が波風で侵食され溶岩の部分が残ったのではないでしょうか?
犬が向き合ったような岩。
岬の先端が小高くなっていて斜面はかなり険しい。
斜面を望遠レンズで除くと海鳥(アホウドリか海鵜)のコロニーとなっており、巣には雛と思われる鳥が親鳥の帰るのを待っているようでした。
海から突き出した岩場には、沢山の海鳥が羽を休めていました。
この付近でもワカメ漁をする船を見ることができました。
観光船の乗船券売り場の下は、レストランになっていて新鮮な魚料理を食べることができます。そこから宮古湾を眺めたところ。
ワカメ漁の船が漁を終えて帰ってきていました。
泊まったホテル近江屋での夕食。これで1人前です。素朴でしたが海の幸を沢山使った料理。ふかひれの姿煮もありました。
料金もリーズナブルで大満腹。
宮古で海の幸と美しい三陸の風景を満喫しました。
この後、最後の目的地である七夕祭りの仙台市に向かいます。
その5に続く
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