北川温泉と黒根海岸露天風呂
昨年に引き続いて年末年始は日本で過ごしましたが、12月27日から1泊で伊豆の北川温泉に行ってきました。実は去年も同じ時期、
同じ旅館に宿泊しており、これまた2年連続になります。北川温泉にはその前にも一度行ったことがあり、
これが3度目になります。東京方面からは伊豆高原の少し先、熱川のちょっと手前です。
北川漁港方面から見た北川温泉郷。10軒ぐらいの温泉旅館が国道135号線沿いに並んでおり、海岸側の斜面にある、
眺めのよい旅館に宿泊しました。山側の斜面にも何軒か旅館があります。自宅からは車で真鶴道路、熱海ビーチラインから135号に入り、
2時間ほどです。
斜面沿いに建てられた旅館は道路(国道135号)に面した最上階の8階がフロントのある玄関になっており、
7階から下が客室や浴場などになっています。 天気のよい日は8階のラウンジから日の出が大島あたりから昇るのを眺められます。
宿泊したのは3階の部屋 でした。
この旅館の特徴の一つは4つある貸切の露天風呂が50分間利用できることです。
伊豆の海に面した4階の旅館からは目の前の北川漁港や伊豆大島を眺めることができます。
去年に引き続き今年もこの旅館を選んだ理由の一つは部屋でとれる豪華な食事です。サザエの器には味付けした海老や野菜などが入っていて、
焼いた石の上にせて焼きながら食べる海鮮石焼料理です。
御造りも伊勢海老、あわび等。
名前は忘れましたが、近くの定置網で採れた煮魚。
煮物は絶品でした。料理の主役ではありませんがこれまでに食べた煮物の中では一番おいしかった。
これは夕食の最後に出たデザート。
朝食も盛りだくさんのメニュー。
焼き物は鯵や金目の干物、味噌漬けなどから好きなものを選びます。
朝食に出た豆腐。
海岸に沿って右手に北川漁港と伊豆北川駅があります。
斜面中腹にあるのが伊豆急の伊豆北川駅。
北川漁港の防波堤は絶好の釣り場となっているようです。
海岸に沿って旅館の左手、「北川温泉入口」の案内のあるあたりに「黒根海岸露天風呂」があります。北川温泉宿泊者は無料で、
入口の番屋のおじいさんが旅館の浴衣でチェックしているようです。ここは夜7時から9時の女性専用時間を除いて、男女混浴となっています。
更衣室は男女別々です。旅館でバスタオル2枚を借りて、一枚は体に巻いて湯船に浸かってよいことになっているそうです。
最初に来たときは、結構若い女性が何人かで来ていました。防波堤のところから見えない真ん中のお風呂のところにかたまって入っていました。
見晴らしのよい、丸いお風呂は波の音も間近に聞こえて とても気持ちがよいです。ただし、防波堤のところから見えるので、
明るいうちは女性はここには入らないでしょう。ちなみに、この写真の女性は私の家内で、盗撮ではありませんので、念のため。この日、
朝9時ごろに入りましたが、後から一人男性が来ただけで、ほとんど貸し切り状態。去年もこの時間には他の入浴客はいませんでした。
利用できるのは朝は9時半までです。
番屋のところから階段を下りていく。手前が男性用の脱衣所になっています。
定置網漁の船が旅館のすぐ前の海に停泊していました。
一泊ではありましたが、伊豆ならでわの温泉三昧と海の幸に満足しました。本当に日本人でよかったと思った2日間でした。
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