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2007/12/10

キングストン・オタワへの旅(Upper Canada Village 後編) ---1860年代のカナダの村へ---

この村では普通の生活に必要なものはほとんど自給できるようになっていました。また、道具や家具などを売る店、医者、教会など、 1860年当時の一通りの生活や環境が再現されています。ガスも電気も水道も無い時代に、村の人たちが様々な工夫をし、 極寒の冬もすごしながら生活してきたことを考えると、見るもの全てに感銘を受けます。
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綿を紡いで木綿の糸を作るおばさん。糸をつむぐ機械は入口の脇にあるおみやげ物売り場でも売られていました。

暖炉の前でクッキーの生地をこねる農家の奥さん。ただ、周りで牛や馬、豚などを本当に飼っているため、ハエがものすごく多い。 布で覆ってよけているものの、食べますか、と勧められたらどうしようかと思いましたが、幸い?勧められることはありませんでした。 本当のこの時代には、恐らくそんなことは言っていられなかったのだろうとは思いますが。
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村で一番立派な医者の家にはピアノもあって、実際に演奏している人がいました。医者の家には当時の手術の道具等も展示されています。
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医者の家の2階には子供部屋も。キルトのベッドカバーが小さなベッドにかけてありました。ピンクでそろえられたかわいい部屋でした。
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これはブリキ細工の店。
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カップや皿など、あらゆるものがブリキで加工されていました。
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靴屋のおじさんが子供に靴の作り方について説明していました。皮を縫い付けて作った靴が、いくつもおいてありました。
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鍛冶屋では実際に石炭が真っ赤になっていました。
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家具職人の家。
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畑を耕す馬。かなり本格的に耕しています。
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毛糸を作るための羊も飼われています。
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運河を馬で引いていく船が大人気。
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ビレッジの前はセントローレンス川です。
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川を下る貨物船が通っていきました。セントローレンス川から五大湖へ行く貨物船で、船の幅が普通より細くなった、運河仕様の船。
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ビレッジの外ですが、遊園地にあるような本当に蒸気で動く豆機関車があり、童心に帰って乗ってみました。

Upper Canada Villageは料金も安く(2007年シーズンは17ドルくらいでした)見所も豊富です。村内にレストラン他、 ファーストフード店も、村の雰囲気を壊さないようにうまく配置されており、価格も非常にリーズナブルで良心的です。 村で作ったパンなどは売店で買うこともできます。ぜひ一度機会があれば訪問してみてください。ただし、近くに宿泊施設がなく、車以外では、 難しいかもしれません。

 http://www.uppercanadavillage.com/home.htm

この日はアメリカニューヨーク州との国境の町、Cornwallに宿泊し、翌日オタワに向いました。

オタワへの旅に続く・・・

 

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