Credit Riverの秋
10月に入ってから連日の雨で、週末はおろか平日でもほとんど晴れ間も無く、薄ら寒い日が続いていました。紅葉はおろか、
このまま冬に突入するのでは・・・とも思えた10月の下旬に入って、やっとカナダの秋らしい真っ青な空を見ることができました。
ずっと気になっていたクレジットリバーの鮭を見に行ってきました。
もう北風が吹き始めても不思議ではないのですが、クレジットリバー沿いのエリンデールパークは大勢の人でにぎわっており、
昼近くに行ったときには、ほとんど駐車スペースも無い状態。
ずっと天気が悪かった10月の週末だったので、みんなここぞとばかりに出かけたようです。気温もどんどん上がり、
今週前半は暖房を入れていたほどなのに、まるで夏に戻ったような暑さ。車の温度計では25度になっていました。
このところの雨と天気のせいか、紅葉はあまり進んでおらず、むしろ落葉が進んだ感じで、ちょっとがっかりでした。
川はオンタリオ湖から上ってくる鮭を釣る人でいっぱい。ただ、もう鮭の泳いでいる姿はかなり少なく、
産卵のピークは大分前に過ぎてしまったようです。
エリンデールパークから、バーナムソープ通りにかかる橋の辺りまでは釣り人でいっぱいでした。
このあたりの産卵で川を上ってくる鮭は、まだ結構元気がいいものもあり、釣り上げるのにずいぶん苦労することも。よく見ると、
エサに食いついているより、ヒレなどにハリを引っ掛けて釣っているようです。
7-80cmはありそうな鮭ですが、この辺では特別大物というわけでもありません。釣って持って帰る人も多いのですが、
川を上る鮭は色も産卵色になっており、あまりおいしそうには見えないのですが・・・
イクラを翌年の鱒釣りのエサにするために取る人もいるらしい。
午後1時過ぎには暑くてせっかく持っていった上着を脱いでしまうほど。
エリンデール公園を後にし、毎年サーモンウオッチングに行く、エグリントン通りの下の遊歩道に行ってみました。
釣り人から逃れ、元気良く泳いでいる鮭もちらほらと見かけましたが、その数はもうわずか。もう来週はほとんど見ることができないでしょう。
産卵を終えた、たくさんの鮭の死骸が川のあちこちにありました。みんな、カモメのえさになります。
たくさんのカモメが死んで打ち上げられた鮭をついばんでいました。
クレジットリバーの鮭の季節が終わると、いよいよ冬の到来ももうすぐです。
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