キングストン・オタワへの旅(キングストン その3) ---市内めぐりバスとFort Henry---
かつてカナダの首都でもあったというキングストンは、規模から言えばオンタリオ州では小都市であり、
人々はどのような生活をしているのかという興味があったのですが、
歴史的な位置付けもあって政府や公共の施設が多い町であることを感じました。
町の主な施設や建物をざっと巡るには市内を案内する観光バスが一番です。また、キングストン最大の歴史的観光施設、Fort
Henryを訪ねました。
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Fort Henryでセントローレンス川に向って大砲の発射準備を実演する兵隊。
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市内観光バスは、港の前の公園の中、市庁舎前の観光案内所の前から発車します。チケットも観光案内所で買います。
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市内観光バスはガイドによる説明付き。赤いジャンバーのおじいさんが説明します。一応英仏2ヶ国語での説明ですが、出発前に
「フランス語のアナウンスは必要か?」との質問があり、乗っていた人は誰もリクエストしなかったので、英語のみの説明でした。
きっとガイドの人もあまりフランス語は得意ではないのでしょう。
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アンティークな感じのバスの内部。ただし、結構飛ばして走ります。
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バスはまず、東のほうへ。フェリー乗り場のほうから川を渡ってRoyal Military Collegeへ。
日本で言えば防衛大みたいなものでしょうか。通常は一般人は入れない場所です。なかには校舎、学生寮があります。男女共学。
入学するのは結構難しいらしく、学生生活も規則正しく忙しいようです。他に戦車や飛行機などの展示物もありました。その後にFort
Henryのすぐ下の辺りを走りますが、Fort Henryには行きません。
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引き続き、街の中をまわりますが、結構足早で写真を取る暇も無いほど。
モントリオールオリンピックのヨット競技に使用したというヨットハーバーを過ぎると、オンタリオ州の囚人を収容する刑務所の前を通ります。
ただ見た感じはそれほど大きな刑務所という感じではありませんでした。
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すぐ近くに女子刑務所もありました。
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Queens Univ.の中を通った後、ごちゃごちゃといろいろなところを通ります。これは、裁判所の建物。
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その後忽然と、教会が現れます。まもなく、出発地点の市庁舎前へ。
バスは約1時間の旅。料金は大人一人15ドルくらいでした。
Fort HenryはRoyal Military Collegeのすぐ近くで、カレッジをすぐ右に見る小高い丘の上にあります。
車ですぐ。
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入場料はちょっと忘れてしまいましたが、10ドルしなかったと思います。入場料を払うとき頼むと、日本語の解説書を貸してくれます。
これにはFort Henryの歴史的な由来や、内部の設備について日本語の説明がされており、とてもありがたかったです。
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子供の「体験入隊」もできる。ただし上官の命令には絶対服従すること!を命じられます。
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Fort Henryは1800年代の初頭、まだカナダとアメリカが領土問題で争っていた頃、
セントローレンス川を越えてアメリカ軍が攻めてくることを考えて計画され、1842年に完成したそうです。しかし、
実際にアメリカ軍が攻めてくることは無く、その後は使用されていなかったようですが、1936年から38年に歴史建造物として整備され、
現在に至っているようです。歴史的重要な建物というよりは、当時の兵隊の生活や軍隊の様子を偲ぶ建築物としての価値があるのでしょう。
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入ってすぐの広場から、ここが砦内部に入る唯一の入口。
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体験入隊した子供たちが、上官の「命令」に従って、あちこち走り回る。どうも、「砦の中に侵入した敵を探し出せ」という命令の模様。
ここの兵隊は本当の兵士ではなく、希望者によるボランティアだそうです。そのため、軍隊のような緊張感は無く、
みんな楽しそうにやっています。女性もたくさんいました。
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一日に何度もいろいろイベントがあり、それは入場時にもらうパンフレットに記載されています。
これは軍楽隊で使う太鼓をたたかせているところ。
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セントローレンス川に向っている大砲を動かす様子。(冒頭の写真も)
なんせ、人力で大砲の向き、角度などをセットするので大変です。命中率もかなり低かったと推察できます。
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砦の内部は博物館になっていて、兵隊の当時の生活、銃などの兵器などが展示されています。
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これは一般の兵隊の部屋で名前の書かれた小さなベッドと布団のようなものがセットされているもの。
下士官は家族と暮らしている人もいたようで、その様子を再現した部屋などもありました。
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砦建設の当時を再現する人形。
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これは当時の兵隊が給料(週給)を受け取る様子を再現しているところで、所定の給料から、いろいろな経費や、集合に遅刻したときの罰金、
銃の手入れ不良の罰金等を引かれ、 ほとんど手取りがなくなるという様子を再現しているところ。ユーモラスな会話で、
見ている人たちは大爆笑でした。
砦の外の広場の周りの建物には、お土産屋のほかちょっとした食事も取れるレストランなどもありました。
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