キングストン・オタワへの旅(キングストン その2)
船は2つのフロアと屋上のフロアがあります。この日は天気もよく、ほとんどの人が屋上に登ってしまったので、2階はがらがらでした。
これは2階の様子。階段付近にカウンターがあり、ビールやソフトドリンクなど飲み物を販売しています。生ビールもあり、
これはうまかったです。
パンフレットにエンターテイメント付きと書いてあったので、どんなことをやるのかと思いましたが、
下のような2人のおじさんが航海中1階でバンド演奏や歌を歌います。1階には売店があり、ホットドッグなども作っていました。
港を出るとすぐにFort Henryという1800年代前半にアメリカによるカナダ攻撃に備えて築いたという要塞が見えてきます。
今は完全に観光地で、その脇をヨットがのんびりと過ぎていきました。
要塞の中にも後で行って見ましたので、その様子はまた後ほど。
要塞から突き出ている見張り台?はかなり最近復元されたもののようです。
川を下るにつれ、川の中に浮かぶ小さな島が多くなってきます。しかも、その小さな島にことごとく別荘が建ち、
ボートが付けられるようになっています。
河岸ではなく、セントローレンス川の中に浮かぶ大きな島の周りに立ち並ぶ別荘。
別荘一軒でいっぱいになる島に、大きなクルーザーが係留されています。
これらの島々は全て私有地で、別荘は個人所有のものだそうです。まあ、かなりの資産家で無いと購入できないとは思いますが・・・
川の水面からほんの3,4mの高さのところに床があり、もし海なら嵐で水没しそうですが、オンタリオ湖の水位は干満も無く、
嵐で水没することも無いのでしょう。
自分の所有する島で暮らすというのもちょっとうらやましいですが、恐らく冬の間は暮らせないでしょうから、
夏のほんの2ヶ月ぐらいのためだけの別荘という、かなり贅沢なものであることは間違いありません。
島で犬を散歩させる人。みんな船が来ると手を振ってくれます。
家の前で、数人でバーベキューをしていました。
これは観光船を借り切って?ボートハウスにしてすごしている人のようでした。
カナダ人はカヤックが大好き。
別荘で休暇を過ごしている人たちの水上スキー。こういうのがいくつもすれ違っていきます。このような感じでずっと川を下り、
ガナノクエ付近でキングストン方向に戻りますが、戻りはハウ島という島の反対側を通るので、行きと同じところを戻るのではありません。
カナダには金持ちが多いもんだと、感心しているうちに3時間が過ぎ、キングストンの港へ戻ってきます。
クルーズ船の乗り場は港の一番端、ホリデーインよりのところ。チケットは乗り場すぐ近くの公園内にある、
チケット売り場で買うことができます。3時間クルーズの料金は大人一人税込み約30ドルでした。
できれば紅葉の頃にもう一度訪れてみたいセントローレンス川クルーズ船の旅でした。
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