バンクーバー島への旅(その4) Tofino
ナナイモからさらにTrans Canada High-wayを北に上ると、道は途中から州道のハイウエー19になります。
所々に信号があり、最高速度が60kmぐらいになったりで一般道に近い感じに。
Parksvilleのあたりで西へ4号線に入りPortalberniを過ぎると片側1車線の山坂道で狭いくねくね道が続き、
まるで日本の山道のよう。途中から見える山はものすごく切り立った山で頂上付近にはまだ雪が残っていました。
このくねくねが長いこと長いこと。ナナイモを出ておよそ4時間で目指すトフィーノの少し手前の宿泊地、Long Beach
Lodgeに到着です。実はカナダの海に面したところに来たのは、これが初めてです。
Cox Beachに面したLong Beach Lodge Resort Hotel
シンプルなホテルでしたが、最高のロケーションでした。
ホテルは国立公園であるロングビーチの一つ北にあるCox Beachに面しています。とにかく、
この辺のビーチはどこまでも遠浅の海岸。干潮になると砂浜がずっと沖まで広がります。
8月中旬でしたが海の水はものすごく冷たく、恐らく20度以下。海に入っているのはウエットスーツを着たサーファーぐらいです。
恐らく寒流にさらされているのでしょう。波は決して強くなく、サーフィンをやるには弱すぎるくらい。ただどこまでも広く、
波は弱くても続くので、初心者サーファーにはちょうど良いようでした。この日、ほぼ快晴で夜は満天の星空。
海岸に出て星を見ようとも思いましたが、長いドライブで疲れたので翌日以降に見ることに決め、この日は早くお休み。しかし、
この辺はいわゆるレインフォーレストの地域で、晴れる日の方が少なく、
翌日以降はどんよりとした曇り空で星空を見ることはその後ありませんでした。
到着した翌日は風もほとんどないどんよりとした日で、気温も20度以下、薄ら寒い感じです。海岸付近のレインフォーレストは、
こういう気候で作られていくのだということが良くわかります。
それでも、サーファーは波に・・・
この付近の海岸には一旦太平洋に流れた流木が打ち上げられ、海岸に沿っていっぱい。
Cox Beachの北側には砂浜の両方から波が打ち寄せる海岸がFrank islandという島(岬)に続いています。
ここの岩場には岩にいっぱいくっついたMussel(ムール貝)を食べようと、手のひらより大きいヒトデがたくさんいました。
エサが多いせいか良く太っていること・・・
岩の上には打ち上げられた大木
トフィーノは半島の一番北の先端にあるとても小さな町で、いくつかの船着場とお店があるだけのとても小さな町。ただし、
行ったときは観光客でいっぱいでした。恐らく、シーズンオフはほとんど人も歩かない静かな街になるのだと思います。
トフィーノ2日目は一日中曇っていましたが、日没近くに空と海の間が少しだけ晴れ、幻想的な夕日を海岸から眺めることができました。
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