カナダにうまいものなしという定説(その4)
乳製品はあまり得意ではないのですが、酒の肴としていろいろ試しているうちに、
けっこうチーズ類はいけるようになりました。
Fetaというチーズがあります。「フェータ」もしくは「フェタ」と読む用です。調べたところによると、もとはギリシャが発祥の地で、
ヤギや羊の乳で作るチーズとのこと。
こちらではGoat cheeseと書かれていますので、ヤギの乳から作ったものだと思います。私の知る限り、
日本ではほとんどなじみがないか、おそらくあるとすればオリーブオイルに漬けてあるものではないでしょうか。
こちらのスーパーにはハムやチーズを量り売りするデリカテッセンコーナーがあり、そこにはたいてい塩水に漬けたフェタがあります。ここで、
必要な量カットしてもらうか、あらかじめカットされたものから欲しいのを選んで買います。これは、
そのまま食べるというよりはほうれん草やレタスのサラダなどに混ぜて食べるというのが一般的な食べ方のようです。
ヤギや羊のミルクからということで、香りが強そうに思えますが、そういう乳臭いにおいは全くなく、さっぱりとして、塩味が強いチーズです。
むしろ、牛乳のような味わいを感じることもあるのですが。
オリーブオイルに漬けたものが袋やパックに詰められて売られていますが、これは長期保存用で、味はかなり異なり、どちらかというと
「塩味付オリーブオイルを食べている」という感じ。オリーブの実が入っているものもあるのでサラダに混ぜるといいのかもしれません。
私は、ワインと生フェタの組み合わせが好きです。塩分多いので、塩分控えめの人には向かないかもしれません。まあ、
日本酒と塩辛の組み合わせみたいなもので、特別うまいというほどのものではありませんが、フェタを見ると、
ワインでも買っていっぱいやるかという気分になる点が似ているかもしれません。
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