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2006年6月に作成された記事

2006/06/26

キッチナーのファーマーズマーケット

トロントダウンタウン方面からだとハイウエー401を西に約1時間半、我が家からは40分足らずで (時速140キロくらいで走るのですが…)キッチナー(Kitchener)です。キッチナーはドイツ系移民の多いところだそうで、 毎年10月には有名なお祭り(Oktoberfest)があるそうです。 HW401からはキッチナー方面へ8号線というのがつながっています。8号線を降りてKing St.へ出るとダウンタウンの入り口付近にファーマーズマーケットがあります。King St.へ出ると案内の看板があるのでわかります。 ファーマーズマーケットは通常毎週土曜日、朝6時から14時まで、夏場は水曜日もやっているそうです。したがって、 屋内の常設のお店をのぞいて、みんなテントや仮設の店舗で販売します。野菜や果物は旬のもので、 価格もスーパーなどに比べるとかなり安いようでした。特に訪れたときはトマトやアスパラガスがとても新鮮でおいしかったです。 車はマーケットの地下に駐車場があり、行ったとき(土曜日)は無料でした。通常でも2時間までは無料、と書いてあったような気がします。

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マーケットの裏の道路は歩行者天国になっていて、花や野菜などが売られていました。

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2006/06/25

CONGEE WONG 天皇名粥

トロントダウンタウンの北にマーカム(Markham)という地区があり、 この辺は中国系の人たちがが特に集中して暮らしているようです。少し前の話ですが、SARS騒動のときの時、 最初に発病した人たちがでたのもこの地区でした。
WoodbineからHW7へ入ると大きなショッピングモールがあり、その東側半分が中国系の店やレストランです。 とてつもなく広い駐車場はいつも満杯で、午後にもなると止めるところを求めて車が右往左往しています。なんせ、中国系の人ばかりで、 行く度にどこの国にいるのだろうと思ってしまいます。そのモールの南側には中華系レストランがたくさん並んでいます。 その中に天皇名粥というレストランがあります。ここの粥がうまいという話は以前から聞いていたのですが、ある意味「粥なんて」 と馬鹿にしていたところがあり、行くつもりもなかったのですが、たまたまちょっと小腹が空いたという感じの午後に初めて行ってみたのですが、 けっこう感動するくらいおいしかったのです。
今回はチキンと貝(青柳のような黄色い貝)の粥を食べてみました。写真ではわかりませんが、具がけっこう下のほうにいっぱいたまっています。 周りを見ると中国系の人はよく、パンか「ふ」のようなものを浸しながら食べています。これは何でしょう?知っている日と教えてください。 今回は、これだけでは物足りないので、シーフード焼きそばとワンタンスープを頼みました。

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2006/06/19

The Perfect Kitchen 美食軒

カナダの人種別構成率は正確にはわかりませんが、中国系がかなり高いと思われます。西海岸のバンクーバーでは30%を越えていて、 最大の人種グループになっていると聞いています。全体ではどれくらいでしょうか。おそらく15%は越えていると思います。 日系はかなり少なく、トロント界隈では1万人程度とか、で駐在員となると、家族を含めても3000人もいないのではないでしょうか。 このような分布は食文化に現れます。日本食は、カナダでも人気があり、 数えた人の話によるとトロント界隈で日本食レストランと名のつくところは400箇所以上あるそうです。しかし、 曲がりなりにも日本人が調理しているのはおそらく20箇所もあるかどうか。ちゃんとした料理人がやっているところは10箇所あるかどうか・・ ・というレベル。その他の店に行くとちょっと日本食とはいえないようなものが出てきたりします。 最初のうちは珍しくて何度か行った事がありますが、とても食べられたものではないことが多いです。聞くところによると、 この辺でスシ職人になるには2日間くらいの講習会に出れば一応それらしく仕事ができるのだとか・・・ ということで日本食レストランはいたるところにあるのですが、それは似て非なるものであり、 なまじ日本食ということで値段はけっこう高いので、わけのわからないところには絶対に行きません。
中華レストランはそれよりはるかに多いのですが中国系の人が多いこともあって、レベルはかなり高いように思えます。 どこへ行っても中国系の人でいっぱい、値段も安く、味もよいです。日本人の味覚にも十分耐える。ということで、 勢い中華レストランに行く機会が多くなります。休日の少し遅い昼ごはんには飲茶がぴったりです。 飲茶のおいしいところはたくさんあるのですが、今日紹介する、うちから車で5分ほどのパーフェクトキッチン(美食軒)は値段も安く、 味もよいです。飲茶は屋台で出来上がったものを運んで、そこから食べたいものを選ぶところとメニューで注文するところがあるのですが、 ここはメニューで注文します。

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飲茶といえば海老シューマイです。皮が薄くて海老がいっぱい入っていておいしい。
なぜかしょうゆがついてこない。いつもしょうゆを持ってくれば!と後悔します。

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カナダのワールドカップ事情

カナダはワールドカップの出場権を獲得できなかったこともあって、ワールドカップへの関心は今ひとつというところですが、 それでも多民族国家ということもあって、自分の出身国を応援する人たちは大勢いるようです。テレビでも、全試合ライブで中継放送されていて、 今日の日本対クロアチア戦もアメリカABC系列からの中継が流されていました。
自国の応援をするために自分の出身国の国旗を車につけて走るのがカナダの応援スタイルのようです。やはり、 ヨーロッパや南米の国が多い様です。
この時期、国旗はよく道端やショッピングモールの空き地で売られています。2年前のヨーロッパ選手権のときはギリシャが優勝したのですが、 そのときたまたまGreek Townに行ったら、 大きな国旗を振り回しながらクラクションを鳴らして走り回っている車を何台も見かけました。 今年のワールドカップはどこの国旗が最後にはためくのでしょうか。興味はそちらのほうに移ってしまいました。

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イングランドの国旗?(一番右)はサッカーぐらいでしか見る機会はありませんが、 さすが英国系の人が多いせいか一番よく見かけるような気がします。

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2006/06/09

最近のうちの猫

うちの猫ももう5歳くらいにはなるはずなので、人間で言えば30歳はとうに過ぎているはずです。したがって、 最近は大変横柄かつマイペース、ちょっとしたことには動じなくなって来ました。暖かくなって、やっと自由に外に出られるようになって、 今年もやってくれました。去年に引き続き、ねずみ騒動。得意げにねずみをくわえて帰ってきました。それもまだ生きているやつを! その後どういうことになったかは、筆舌に尽くしがたく、ご想像にお任せします。

今日も元気よく、塀伝いにあちこち探検、その後はたらふく食してぐっすり寝る生活です。

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2006/06/07

Calling Card

こちらに来てはじめて知った物の一つにコーリングカードがあります。日本で言うまあ、テレホンカードのようなものなのですが、 使い方は全く違うものです。日本のテレカは公衆電話から使うものですが、こちらのコーリングカードは一般回線から使う。 さまざまな種類のコーリングカードがあるのですが、使い方はまず大体同じで、
①裏に書いてある場所に電話する。
これは無料電話です。(No connection fee) 電話がかかると、機械のアナウンスがあり、それにしたがって、
②アナウンスの言語(通常英語ですが、中には日本語が選べる場合もある。ただしその必要性はほとんどありませんが)を選択
③PIN番号(カードの裏のグレーになっている部分・・・スピードくじ等でよくあるやつ・・・をスクラッチして見えるようにする) をダイヤルする
④かけたい先の電話番号を入力(カナダから日本にかける場合は011-81に続いて先頭の0を省いた市外局番からの番号、をダイヤルする。

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2006/06/02

船、山を上る。Welland運河

カナダとアメリカの間に位置する五大湖は大西洋からセントローレンス川を経由してデトロイト、クリーブランド、 シカゴなどの大都市へアクセス可能です。しかし、セントローレンス川からオンタリオ湖を通るところまでは問題ないのですが、 オンタリオ湖とエリー湖の間には落差50mのナイアガラの滝があり、船で通過することはできません。 実際にはオンタリオ湖とエリー湖の水面は約100mもあり、オンタリオ湖から見ればエリー湖はちょっとした山の上にあることになります。 ここを通過するために水門(閘門:こうもん)式の運河が建設されました。建設が始まったのは今から182年前の1824年、 完成までに5年かかったそうです。その後何度か改良が行われ、現在は全長43.5kmで全長ではスエズ、パナマ運河に続いて第3位、 水位差では世界最大(99m)といわれているそうです。
運河は全部で8箇所の閘門でできており、3番目のところにビジターセンターがあり、運河の説明や水門の構造などの説明、 簡単な食事ができる休憩所があります。4番目から7番目の部分が一番急なところで、まさに坂を上るように配置されています。

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第3閘門からオンタリオ湖のほうを眺めたところ。橋のように見えるのはハイウエーQEWです。右がナイアガラ方面、左がトロント方面。

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