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2005年8月に作成された記事

2005/08/29

モントリオール・ケベックへの旅

夏休み休暇を利用して家内とモントリオール、ケベックシティーへ6泊7日の旅をしてきました。今回は車を利用しての旅行になりました。トロントからモントリオールまではおよそ600km、モントリオールからケベックシティーまではおよそ300km弱で、そのほとんどがハイウエーでの移動で非常に快適でした。モントリオールもケベックシティーもケベック州に属するフランス語圏でフランスの文化が色濃く残る地域です。カナダにいながらフランスに旅したような気になります。新しい市街に並んで残されている古い町並みの中には有名無名の数多くの教会があり、フランス人の文化がキリスト教に深く結びついていることを感じました。イギリス文化を中心に発達したオンタリオ州では教会はこれほどは多くはなく、きわめてシンプルでフランス人とイギリス人の信仰心の深さは根本的に違うのだと感じました。なんとなく、フランスの文化を改めて認識した気がします。

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上の3枚の写真はノートルダム聖堂とその内部。次の2枚はモントリオールの高台にあるセントジョセフ礼拝堂です。

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ケベックシティーは城壁に囲まれた旧市街がヨーロッパの古い街角のようでした。
ノートルダム大聖堂と市街から少し離れたオルレアン島近くのサンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂です。


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旅行の詳しい様子や画像は後日ホームページのほうにUPしようと思います。
ところで我が家のネコですが、私たちの旅行中はCat's Mew Motelというネコを専門に預かってくれるところ(まるでネコ屋敷みたいなところ)で預かってもらいましたが、すっかりホームシックになってしまい、食事ものどを通らなくなってネコ屋敷のおばさんを大分心配させたようでした。今日で家に戻ってきて2日になりますが、まだ茫然自失状態でちょっとかわいそうでした。今度はちょっと考えなければ、と思っている次第です。

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2005/08/06

Wasaga Beach

トロントからハイウエー400を真北に上がり、Barrieという街で26号線を西に向かいます。ヒューロン湖の一部が入り江になっているところ、入り江といってもその部分だけでオンタリオ湖の2/3以上はありそうなのですが、その部分をジョージアンベイ(Georgean Bay)といってヒューロン湖とは区別して呼んでいるようです。そのジョージアンベイの一番南側、Barrieから程近いところにWasaga Beach(ワサガビーチ)というビーチ、といっても海岸ではなく「湖岸」なのです、があります。以前から一度どんなところなのか行って見たいと思っていたので、Civic Holidayの連休真ん中の日曜日に行って見ました。
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8時過ぎに家を出てHW400に入ったのですが、Barrie方面へ向かう車でハイウエーはいっぱいでした。それがみんな120km/hくらいで走っています。26号線に入っても車はずっと連なり、たくさんの車がワサガビーチに向かっていました。着いてみると、とにかくビーチは延々と続き、ものすごく広いのですが、なぜか人は少なく、湖に入る人は非常に少ない。水があまりきれいではないのです。砂が細かくて濁りやすい上に、遠浅で流れがなく、もともと五大湖の水は生活廃水などで汚れていてあまりきれいではないようで・・・
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というわけで期待していたほどではありませんでした。では、大勢ワサガ方面に向かった人は何をしていたのかというと、大体の人はビーチの駐車場に集まって、バーベキューをやったりしていました。コテージや別荘のようなところもあり、何もしないで静かにのんびりしているというのが、どうもビーチでの過ごし方のようです。
あまり、長居しても面白そうにないので早々に引き上げ、Collingwoodという街の近くにあるScenic Caveという洞窟(これはまた後日説明します)に行って見ましたが、ここから見るGeorgean Bayはきれいだったのです。五大湖は遠くにありて眺めるもの、かも。
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2005/08/03

トロントピアソン空港でエールフランス機炎上

昨日、8月1日はCivic Holidayという数少ないカナダの祝日でした。昨夜から結構暑く、連休明けの今朝はちょっとだるい出勤。それでも、午後1時頃までは天気もよく、まあそこそこ快適でした。天気が急変したのは午後2時ころからで、突然の豪雨。そのうち何かが窓ガラスに当たってぱちぱち言い出し、良く見ると直径1cmくらいの氷の塊、雹でした。その瞬間は10m先も見えないような豪雨で、会社の前のハイウエー401は完全に停止、といってもその時は目と鼻の先にもかかわらず全く見えず、やや小降りになってから状況がわかったのでした。その雨も2時半ごろにはほぼ上がり、このところの天気続きですっかり枯れてしまった公園の芝生には恵みの雨になるのでは、なんて話をしていたのです。やがて天気も回復し、やがて道路もすっかり乾いてしまって、どこで雨が降ったの?状態。ところが3時半頃から再び、空が暗くなり始め、真っ黒な空がどんどんこちらに向かってくる。それはこれまでに見たこともないくらい低く黒い雲でした。そのうち雷が光り始め、それもかなり強い稲光。4時ごろにはかなり強い雨になり、またもや雹が降り始めました。1日に2回も雹が降るなんて、1回でも珍しいのに・・・。雨はまさにバケツをひっくり返したような雨でした。それでもHw401は流れていました。ちょうどそのころエアフランス機の着陸事故があったと思われます。事故があったのはHw401に沿った空港の一番西側の部分で会社のすぐ近く、車で10分足らず、15kmくらい先のところです。豪雨でハイドロプレーニング現象が起きたのではないかと思います。豪雨の中、インターネットで天気状況を見ていたカナダ人スタッフが、空港でエアフランス機が炎上していると教えてくれました。インターネットの天気予報サイトでは交通状況を知らせるためのハイウエーのライブカメラが燃えるエアフランス機を映し出していました。
今年の夏は異常に暑く、雨も少ない日々が続いていました。昨年は30度を越える真夏日が3日しかなかったというのに、今年は、30度を越えなかった日が何日あるのだろう、というくらい暑い日が続く異常な気象で、とうとうこんな事故まで引き起こしてしまうとは・・・
午後五時過ぎには青空がのぞき始め、午後6時のNHKニュース(日本の朝7時のニュース)ではすでに事故の模様を画像つきで放送していました。
家の庭で作っているきゅうりやナスは葉が雹で穴だらけになっていました・・・

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