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2005/04/09

「エイジング」とは年を取ること也

よく「MP3なんて聞く気にならない」という人がいて、「CDでもWAVファイルで保存してそれを聞いている」なんていう人がいます。確かにそれも一理あるのですが、私はなんと言っても便利さ、約1/10のファイルサイズでそこそこ良い音?を楽しめるMP3ファイルを愛用しています。なんといってもCD-R一枚にCD10枚分の曲が入ってしまう便利さ、これ1枚車に入れておけば当分楽しめる便利さにはかないません。そういう便利さもさることながら、最近本当にいい音を聞けるかどうか、自分に自信がありません。というのは数年前、定期健康診断でやった聴力検査で、結果は「異常なし」だったのですが、「高音域が聞こえにくいみたいですネ、特に気にするほどではないですけど」といわれたことがあります。聴音検査は通常「低」「中」「高」の音域で音量を小さい方から2~3通りくらい変えて、聞こえたところで合図(ボタンを押す)という検査で、多くの方が経験されたことがあると思います。どうも私の場合はこの時、高音域の一番小さい音か2番目の音が聞こえなかったのではないかと思います。まあ、年を取ればそれもやむ終えないかなとも思ったのですが、何の気なしに、「高音というのは何ヘルツですか?」と聞いてみました。なんとそれは「3キロヘルツ」だというのです。3kHzなんて中音域、ひとの音声帯域ではないですか!それ以上上は推して知るべし。後日、飛行機に乗ったあと耳が痛くなったことがあり、耳鼻科に行ってもう少し詳しく調べたことがあったのですが、やはり高音域はずいぶん劣化しているみたいでした。要するにこの方法を使えば耳の周波数特性が取れるのです。そういえば大学生の時、ある助教授がオーディオマニアだったのですが、彼も耳の性能については気になって調べたことがあり、人間の耳の性能は二十歳ぐらいを境にどんどん劣化していくこと、特に中耳炎など耳の病気を患ったことのある人は周波数特性が絶望的に悪いこと、モールス信号などを日常聞いている通信士は中音域の聞こえ方が悪くなることが多い、など説明してくれたことを思い出しました。そういえば最近いい音に感動したこともあまり無く、高音や低音が物足りないと思っても、トーンコントロールすら付いていない「オーディオ」も多々存在しており(実は家にあるのがそうなんですが)、「エイジングしている中高年にはやさしくない」オーディオ環境になりつつあります。しかし、最近「生」で音楽を聴く機会も少なく、一度「生」音源で耳の性能を確認してみなければとも思う次第です。ただ、少なくともMP3とCD音源の差を見分けられる耳の性能を私は持っていないと確信しています。もっとも、再生装置も300ドルくらいのものしかないんですけどね。ある意味これは耳とのマッチングが取れていて必要にして十分なのかもしれませんが。人間の耳の周波数特性は広帯域なのは若い時期に終わってしまい、その後はだらだらと高低域が降下するというのがエイジングみたいです、経験上たいへん納得感があります。

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