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2005/04/03

愛ルケ

オフィースに日本の同日に朝日新聞と日経新聞の国際版が毎日配達されてきます。社長以下4人の日本人スタッフで回覧して読んでいるのですが、先ず真っ先に目を通すのが日経の一番最後のページにある連載小説、渡辺淳一作「愛の流刑地」。最近結構これにはまっていて、新聞が回覧されてくるのが待ち遠しいこのごろです。私の回覧順序は一番最後なので、配達されたその日にまわってくることもあれば、1週間くらいしてまとめてくることもあり、その時はまとめて一週間分堪能でき、それはそれでまたよし。さて、この小説ですが、私自信は密かに楽しんでいたのですが、ブログ界では通称「愛ルケ」としてすっかりネタの上位になっているようで、「愛ルケ」で検索しただけで読みきれないほど出てきます。小説自体、中身は完全な「官能小説」で55歳の離婚歴ある売れない作家と36歳の3人の子持ち人妻との不倫物語なのですが、渡辺淳一のこの人妻に対する描写が妙にリアルで、これが結構突っ込みのもととなっているような気がします。話題にしているブログを見ると、「女性蔑視」「セクハラ」「不倫の肯定」など男性の立場に都合よく書かれていることに対する批判が多いのですが、官能小説にそんな突込みを入れること自体、意味無いことにもかかわらずこのような意見が出るのは「日経に掲載されている」「渡辺淳一の小説」だからでしょうか。ご意見は、「本当にこういうことをしている人」に対する批判的な意見だと思われ、小説の描写がそれほど妙なリアルさがあるからなのかもしれません。私がはまっているのはむしろ、55歳のオヤジが結構頑張っていること、携帯メールに「ハートマークを三つ」もいれて連絡取り合ったり、人妻が尋ねて来るのをうきうきして待っていたりと、「ほんとかよ?」と思うのと同時に、これまた妙なリアル感がなかなか楽しいです。55歳というのは実に微妙な年齢ではあると思います。自分の年齢も近づいているからなのかな。もしこれが渡辺淳一と同じ世代で70歳くらいだったらちょっと猟奇小説になってしまうのですが。とにかく、今後の展開が楽しみ。

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» ダメだろうなぁ。 [浪漫草子]
今日発売になった週刊誌を3誌、立ち読みした。感想 1.読売ウィークリー 表2の次 [続きを読む]

受信: 2005/04/04 21:37

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