マイナス20度
マイナス20度という気温は東京にいるときはまず体験できなかったし、スキーで信州方面に行ったときでもマイナス20度以下になるというのはなかなか体験できなかったと思う。今こちらでは、週に1度や2度はそのくらいの気温になるが、風がないと、この位の気温でも特別寒いとは感じないくらい慣れてしまった。さすがに肌にはピリッと来るが、5分くらいなら外にいても何とかなる。しかし、風が吹いているときは別。風速1mにつき体感温度は1度下がるというが、こちらでは気温表示のほかにWind Chill 何度、Feels Like何度という表示が天気予報などのときに必ず表示される。ちょっと風が強いと、気温マイナス15度くらいでもWind Chill マイナス30度なんて日がいくらもある。こういうときは会社に出勤して車を降りて玄関に入るまでの約30秒ほどの間に凍えそうになるくらい寒さを感じる。さらに、帰宅のときは車の中が完全に冷え切っているので、玄関から出て奪われた体温が回復するまで、車の温まる時間もかかるので結構長時間ふるえていなければならない事がある。帰り道を飛ばしてやっと温まった頃に家に着いてしまうというのが普通だ。ただ、日本と違い家の暖房が24時間入っているので、帰ってから寒い思いをしなくて住むという点はなんともありがたいのだが。
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